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目次
仕事は楽しいかね?
この本は、空港が雪で稼働が止まってしまった時、主人公がとある老人経営者に出会う話です。
その老人は、うまくいっていない主人公と話をしていて、主人公が考える「成功のための戦略」を紙に書くようにいいます。そして、その紙にバツをつけるところから始まります。
昨日の自分とは違う今日の自分
その老人は別の紙にこう書きます。
試してみることに失敗はない
好きな仕事をした方がいい、そう言われてきませんでしたか?みんなそうだと思います。
でも、何が好きな仕事かは、わからないんですよ。
そして、何がやりたいかがわからない大人になる。
そして、成功した人たちの共通点を話します。
みんな、人生のある時点で仕事に対する目標を変えた人たちだ。
有名どころだと、ロシアのエリツィン元大統領は建設現場の現場監督のままだった可能性がある。
そして、その老人はこう言います。
頭のいい人がする1番愚かな質問は、『あなたは5年後、どんな地位についていたいですか?』というものだ。
目標がないと、先に進めませんか?人生は、そんな規則正しいものではないのです。
目標を設定すると、自己管理ができておるような気がするものだ
人生はね、思い通りにはいかないんですよ!!
そして老人はこう告げます。
たいていの人は、マンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。だけど、いいかい、今日の目標は明日のマンネリなんだよ。
今日の目標は明日のマンネリ
その老人の掲げた目標が一つだけあり
明日は今日と違う自分になる
最初の魚
最初に陸に上がった魚は、長期にわたる目標を持っていたと思うかね?
極端かもしれないけど、長期の目標はなかったでしょうね。
人生は常に、昨日の自分との比較です。
アップルで最初にPCを作ったウォズニアックは、売るつもりもなかったし、ただこう言うことができるよと示したかっただけ。
そこに目をつけたジョブズが一緒に会社を作った。
それって偶然ですよね??
老人はいいます。
成功する人たちはね、自分がどこに向かっているかということはわかってない、ただ遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。
学生モードのままではいけない
この課題を全てやりなさい、そうすればAを取れます。これではだめなんです。
毎日、昨日の自分とは違う自分を目指して、何度も試さないといけないんです。
それが、試すことの全容です。
何回もコイントスで表を出せる人は、何回も練習している人です。
コカコーラ
コカコーラは、薬屋で頭痛薬のシロップを水で割って飲んでるスタッフを見て、始まりました。ソーダにしてみようと。
もしも頭が硬い人なら、スタッフをクビにしているかもしれない。
“思いつき”と“偶然の出来事“は異母兄弟なんだ。注意さえ払い始めたら、目にできるありとあらゆるところに偶然が転がっているのがわかると思うよ
(中略)
事業も仕事も、世の中の他のすべてのことと同じだ。つまり偶然の連続だってこと。
多くの人が”計画通りの結果になるものはない”という使い古された決まり文句にうなずくのに、相変わらず大勢の人が計画を立てるということを崇め奉っている。計画立案者はもっと少なくてよくて、まぐれ当たり専門家こそもっとたくさん必要なのにね。
私たちに必要なのは、「これでいいや!」と言う気持ちです。
そこで重要なのは、何を試してきたか?です。
人の真似をしても、周りも真似をする
試すことに気づいた後は、周りも変化していることに気づくことです。
成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。
他人と同じような人間になることで、目標を達成しようとしても成功はないのです。
他人を凌ぎたいと思うなら、まず最初に越えるべき、だけど一番難しいステップは、“並の人”をやめることだ
成功を目指すなら、人と同じことをするのではなく、違った自分を目指さないといけない。
完璧はない
“適切な時”とか“完璧な機会”なんてものはないということ
すぐに始める。
すぐに違う自分になる。
模倣を辞める。
改革を続ける。
試し続けないといけない。
ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。その結果言えるのは、(中略)“完璧とは、ダメになる過程の第一段階”ってことだ
試してみて、ダメだった場合、元に戻ることはない。得られた価値があるから。
この続きはぜひ本書を読んでください。
とてもいい自己啓発になります。
まとめ
私は今日から、毎日違う自分になります。
昨日より今日、明日、いろいろ試します。
この本は続編もあるので、読んでみたいと思います。